江戸時代から昭和初期にかけて増改築を重ね、展望楼を持つ現在のかたちとなったため、入り組んだ迷路のような間取りになっている。(平屋建て→2階建て→3階建てに増築。写真参照) 入母屋、平入の巨大な主家を有する木造4層3階建ての建物である。 母屋2階の大広間は明治後期の建築で、本座敷24畳、控えの間8・5畳、奥の間は33畳(奥の間はギャラリー連として使用中)の広さを要す。